
※写真は欧米で発売されているTOYOTAプロエースです。参考写真です。次期ハイエースではありません。
2004年にハイエース200系が登場して、はや10年以上。
さまざまなところでフルモデルチェンジの情報や噂が流れています。
商用車やプライベートワゴン、カスタムカー、福祉車両等さまざまなジャンルで活躍するハイエース。
広い室内に、高い耐久性と積載力と魅力が多い車です。
現在、トヨタでは7つのカンパニー体制がとられており、その中の一つに商用車の名を配した『CVカンパニー』というのもあるそうで、トヨタとしてもとても重要な位置づけであるそうです。
トヨタの世界販売1000万台のうち、商用車は260万台以上を占めており、トヨタの収益面でもとても重要な位置づけです。
今回のモデルチェンジで、ハイエースの一番の特徴である『キャブオーバー』が廃止され、ボンネットが前にでる『セミボンネット』へ変更されるという情報がながれています。
ボンネットを前にだすことで前面の衝突安全を確保するためと言われています。
※キャブオーバー:エンジンの上に座席がある。それにより室内を多く確保できるが、安全性に欠ける。エンジンの熱が伝わりやすく、防音と断熱に欠ける。
※セミボンネット:ボンネットの中にエンジンがある。そのため室内スペースは狭くなるが、安全性はUPする。
広い室内が魅力のハイエース。セミボンネットとなると確実に荷室スペースが狭くなってしまいます。
ちなみに、欧米では既に、プロエースという車が販売されています。
セミボンネットとなると、まさにこのイメージでしょう。
■欧米でのみ販売されているプロエース
日本で走っている車で言うとタウンエースですね。
ハイエースより一回り小さい車です。
■タウンエース
また、2015年6月に登場した、ランドクルーザープラドと同タイプの2.8ℓクリーンディーゼルエンジンを採用する模様。
現在ハイエースは、2ℓガソリン・2.7ℓ・3ℓディーゼルターボの3タイプのエンジンがある。
新型になるとこの辺もかわってくるのではないでしょうか。
セミボンネットになることでミニバンに近い形になることは必須のようです。
巷ではモデルチェンジは2019年か?という声がきこえていますが、そうなると200系は15年続いた計算になります。
これは非常に長いサイクルです。
現行のキャブオーバーが好きな方にセミボンネットは受け入れられるのでしょうか。
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